「「日本の経営」を創る 社員を熱くする戦略と組織」 三枝匡・伊丹敬之 日本経済新聞社出版社 を読んでいます。 日本企業の経営戦略についての対談です。
ともに一橋大学卒、そこで教えた経験を持つお二人。現在、三枝氏はミスミ社長、伊丹氏は東京理科大学教授です。読んでいて、「重なるな」、と思い浮かんだのが、少し前に読んだ司馬遼太郎さんと山本七平さんの対談です。
http://ameblo.jp/mplstwins/day-20090423.html
あちらは日本人論です。その中で日本人の組織運営のようなお話も出てきます。
こちらは日本の企業経営ですが、人が中心であるとしています。よってオーバーラップするのは当然かもしれません。日本人・日本企業(日本人による組織)について、30年の時を隔てた、それぞれのペアによる考察は、非常に近いものがあります。 同じ日本人を対象だから それも当然といえば当然ですね。