香港セミナー(4/27)では 香港証券取引所への預託証券での上場についても説明します。
日本企業が香港に預託証券で上場して、メリットがあるか?
香港市場で非常に大きな資金調達が行われていることは事実です。昨年実績は世界5位。東京は10位。
売買代金ではこれが逆転します。
資金調達面では期待できそう!? ただ、これまで香港に上場し調達する企業は、中国/香港で活動する地元企業が大半でした。少しですが、ベトナム、ラオスなど周辺国の国の企業が上場しています。日本企業の重複上場はありません。日本企業の現地法人の上場例が3社ほどあります。
日本の取引所での海外企業の売買はまことに低調。果たして日本で上場する企業が、香港へのHDRでの重複上場という形で上場して活発に売買されるのか?
この点、香港の預託銀行の人にも聞いてみました。 正直、これまで香港は中国企業のための市場であった。
海外企業が香港に上場して投資家の関心を集めるかどうか??? これについては、
・当該企業が、中国/香港(を含む世界で)でビジネスを展開しており、現地での知名度があること
・当該企業の上場をサポートする地場証券会社が、顧客の中小機関投資家/個人投資家にどれだけ、その企業を売り込むか
というコメントでした。これに加えて
・当該企業自身がどれだけ、香港でIR活動にも継続的に力を入れるか、にもよるでしょう。
上場さえすれば、勝手に売買が増えて、調達もできる、という期待はできません。 まあ、当たり前といえば当たり前。 しかし、無数の大金持ちの 抜け目ない インベスターがいることは間違いない と思います。
まずは、セミナーへどうぞ。