あけましておめでとうごさいます。東日本の新幹線トラブルの収まった30日に新潟へ帰省し、昨日遅い新幹線で帰京。帰宅時は日付が替わっていました。短い休み中は体調を崩して寝込んでいたせいで、出かけることもなく、食べて少し飲んで、テレビを見て。。 それ以外にしたことは本を一冊読んだだけでした。帰省前に休み用に書店で買った「昭和天皇の履歴書」(文春新書編集部〔編〕)。

年末に明治神宮に参拝し、明治天皇の教育勅語、五箇条の御誓文を読んで天皇家に関心が沸いていたせいで、書店で本を探す中で目に留まったこの本を選びました。昭和天皇の誕生から太平洋戦争終結の1945年(44歳)までの半生記です。1年毎に世界情勢、社会動向や天皇家の出来事と、それに関わる天皇陛下自身のお言葉や推測されている時々の考え、気持ちなどが記されています。

NHKドラマ「篤姫」でも明治時代初期が少し描かれていましたが、この本では祖父、父である明治天皇、大正天皇についても、かなり触れています。そういう意味でも、オーバーラップする人物、印象、場面、知識があり、興味深く読めました。大正天皇については在任期間も短く、あまり知っていることがありませんでしたが、この本で少し知ることができました。

多少感じたこと、考えることはあります。そうなる前提として、まずはこのくらいは読んで知っておかねばならないよな~、と感じました。実家で息子が教育勅語(意訳)を読んでみせたら、戦前生まれの父は、ちゃんと本文を暗記していました。