昨日に引き続いて野球、特にバファローズのお話。昨日も劇的逆転サヨナラで遂に首位まで4ゲーム差です。9月最後の西武ドームでの試合は大変なことになるかもしれません。

西武ドームでの観戦で思い出深いのは、1989年、シーズン終盤でのダブルヘッダーでブライアントの2試合に渡り、1四球を挟んでの4連発です。これで連勝してぐっと優勝を引き寄せました。またこの第2試合では、やはり1四球をはさんで3者連続ホームランもありました(阪神の3連発に比べて知っている人は少ないですが)。この日のブライアントの4発のうち、3本目は今西武の監督である渡辺久信投手からのものでした。これを現場で見たときは、まさに鳥肌が立ったという表現に当てはまる感じでした。


バファローズのダブルヘッダーといえば、その前年1988年(もう20年前ですか)川崎球場でのシーズン最終日のダブルヘッダーがあります。この時は前日の試合を観戦したものの、その日は大学のクラブの合宿所で見ていました。最後はニュースステーションの時間中でしたね。2試合とも勝たないと優勝はないという第1試合、3-3で同点の9回表近鉄の攻撃、二死二塁で、代打は今は日本ハム監督の梨田捕手。ロッテの牛島からセンター前ヒット。セカンドランナーの鈴木貴久が転びながらホームインして、中西コーチと抱き合っていました。これも印象に残るシーンですが、中西太さんと鈴木貴久さんはともに既に亡くなられています。

第2試合も接戦、途中確かロッテの攻撃中に、今はバファローズ監督の大石大二郎選手の守備をめぐって、ロッテ有藤監督が10分間の抗議。試合は結局4-4で9回時間切れ引き分けで、優勝は西武に。あの抗議がなければもう1イニング・・・・などとも言われました。


そんなわけで88~89年のバファローズは、すごかった。89年は優勝して巨人とのプレーオフに臨んだものの3連勝後にまさかの4連敗。 加藤投手の「巨人はロッテより弱い」の発言が注目を浴び、巨人が発奮したと言われています。


それから20年あまり経過し、ほぼ同時にプロに入った清原(桑田も)は今年引退。このタイミングで清原のいるバファローズが頑張っています。クライマックスシリーズで、因縁の西武を破り、日本シリーズで、またもや因縁の巨人と対決!となれば今年の秋は久々にプロ野球が世間の耳目を集めるのではないでしょうか。

ま、これが景気や株式市場にまで何か影響が・・・・というと、あまりないかな。それでも何かしら、世間の少なくともおじさんたちは色々感じるものがあるのではないでしょうか。


野球好きな人なら解る・・・話題でした。