「タタ財閥」 (小島眞・東洋経済新報社)を ゆっくりとですが、読んでいます。
タタ、はミタルほどではないが、欧州の製鉄会社を買収。また、実現するかどうかわかりませんが、25万円のナノカーを開発すると発表。さらに日本で預託証券を上場準備、などで知られています。しかし会社(グループ)の構造はよく知らなかったので勉強になります。
タタもM&Aを積極化しているようです。 世界的にIPOは低迷、代わってM&Aが拡大。
日本でも破綻企業が続出し上場廃止は増えているが、新規IPOが少ないので、上場企業数も減りそうです。
一方で、裏口上場のようなケースや、とうに退出すべきところに、ファンドが関与して必死の延命策という企業も結構あります。IPOが難しくなっているので、こうしたケースも減らないのでしょう。
相撲部屋の親方名義のように、上場企業数にも上限があって、決まった枠を売買・譲渡する方法のほうがいいのでしょうか。 いい企業が、使命を終えた企業の枠だけを買い取って、入れ替わる。
ブローカーのような者が売買するのでなくて、取引所が仲介して、手数料は市場整備に利用するとか・・・