6月に入り経済産業省による研究会、企業価値研究会から「買収防衛策の在り方(案)」、ファンド事例研究会から「ファンド事例研究会報告書」と2本の報告書が出ました。
「防衛策の在り方」は総会を控えて防衛策を含む招集通知の発送目前の企業を慌てさせ、「ファンド事例・・・」の方は、ファンドを正しく理解してもらう契機になると関係者の皆様を喜ばせるものであったようです。
投資家と企業のコミュニケーションを促進し、企業・株式市場の発展、国民資産の増加につなげることが国益ということで、経済産業省もこうした報告書を作成して、発表してくるものと思います。
相互の理解により、協力しあう関係ができていけばよいですね。
「株式投資家が会社に知ってほしいこと」を読み始めています。非常に解りやすい言葉で、丁寧に書かれています。企業でIR活動に関わる方には、一読をお奨めします。
まだ読み終わっていないし、ここは果たして・・・・? という部分も ありますが、全体として◎の雰囲気、出版に携わられた皆様のチャレンジに 拍手します!