東京IPOのコラムに先週土曜日の原弘産による、日本ハウズイング株主向けの説明会の様子などを書きました。
http://www.tokyoipo.com/column/m20080611.htm
委任状争奪戦はこのようにしてやるのか!と 勉強になりました。
関連資料を見ていてビックリしたのは、原弘産側が公表しているハウズイング向けの提出資料。大量かつ充実した内容です。 これらの資料の中には、特に今回のM&Aのためのアドバイザーなどは使っておらず、内部スタッフや顧問で対応しているとあります。
この攻防、長期に渡るもので、この間に人の採用などもかなり行って戦力強化をしてきたのだろうと思います。
買収に際して高い手数料を弁護士やアドバイザーに支払うことは小さな企業には重い負担ですし、それで失敗して業績悪化とでもなれば、何やってんだと叱られます。
中の人間でどれだけ、やりきれるか、よく考えてM&Aに臨まないとなりません。大企業であっても、高額な手数料を払ったアドバイザーに任せきりでは駄目で、やはり内部のリーダーシップは不可欠と思います。