どちらかといえば、男性中心の社会で仕事をしていると思います。VBの経営者層はやはり男性中心。アナリスト協会の活動で会うメンバーがやはり9割がた男性。しかし最近たまたま外資系で活躍する女性とお話する機会が立て続けにありました。
国際的なコングロマリット企業の日本の1法人の広報部長さん。
欧州系ブティック型証券東京支店の人事部長さん。
やはり外資系証券のリサーチ部門の幹部の方。
米系PR会社日本法人のマネージャーさん。
米系IT企業のIRマネージャーさん。
みなさん、大変元気ハツラツで、さらにとても有能な方々であろう、という印象でした。まあ立派な企業の要職にあるので当然なんですが。
女性の昇進を妨げる見えない壁(glass ceiling)は、外資系でもあるらしいとは聞きますが、日本企業よりは相当に低いのは間違いない。そんな環境で 自由に力を発揮して皆さん 仕事をこなしているようです。
人手不足といわれる社会で、男女問わず優秀な人をどんどん重用する、そうした環境ができている企業では、男性社会の会社に比べて、もっとも重要な経営資源である人について2倍のリソースがあると言えるのかもしれません。 人を選ぶ際の人材プールが2倍あるわけですから。