うちの息子はクワガタ・カブトなどの昆虫に興味があります。昨年はデパートでカブトを買ったものの、すぐ死なせてしまいました。今年は、北海道に帰省中、知人からクワガタを分けてあげると言われて喜び、ホームセンターでかごや飼育セットを買い心待ちに。しかし事情により分けてもらうことができず、それを知って少し目をうるうるさせながら、しかし男らしく我慢をしている姿がいじらしく、大人たちの同情を呼んでいました。そして、そのまま帰京。今週末はまだ夏休みモードで時間もあるので、ここは一つ父親としても何かせねば!ということでクワガタを目標に昆虫採集に行くことにしました(普段は虫嫌いで、我関せずの対応です)。昼間、ホームセンターで網を購入。赤いセロファン紙も買って懐中電灯に装着。そして夕食後に出発。一応ネットで調べたものの、果たして家の近所で取れるものかどうか確信のないまま(というか多分取れないであろうと思いつつ)家を出ました。一応虫取りに自らチャレンジして、その難しさを知れば、それなりに納得するかな~という期待も。

まずは一番緑が多そうな熊野神社市民の森へ。息子を自転車の後ろに乗せて15分。20:30到着、蚊の攻撃にあえなく15分ほどで撤退。暗くて怖かった。

ついで駅の側の大倉山公園へ。ここでも蚊の攻撃にたじたじ。撤退近し、という瞬間に地面から1.7メートルほどに小さなクワガタ発見!おー1匹でもいればすごいと思ったすぐ後、ちょっと下を見ると、なんとクワガタがたくさん(7~8匹)! ちょうど良い樹液が出ていました。中心には大きな蛾も。

思わぬ状況に二人とも動転、かゆい!かゆい!と叫びながらも、早く早く!もっと、もっと!という要求もあり、計6匹捕獲。その後、また自転車で一目散に帰宅の途へ。21:30帰着。巣の整備をして、少し観察した後、息子は安心して寝ました。

こちらも思わぬ成果で、息子が喜んでいたことで、うれしくなりました。行き当たりばったりで、いい木に行き着いたのは神のご加護か!という感じでした。

何事もチャレンジしなければ始まらん、やれば何とかなるもんだ。ふむふむ。という感じでした。