テーオーシーへのTOBに関してのリリースが出ています。
オーナー側の買い増しが、既存株主の利益を損ない、オーナー側経営陣の保身のための、不当な買収防衛策であるとして批判しています。
先日は株主名簿閲覧が会社および裁判所判断で認められませんでした。はたしてTOB自体はどうなるか。
ダヴィンチの主張は一貫して合理的であり、機関投資家などはこれを評価しているように思います。
公開している以上は全株主の利益を考えないといけない中、それができない企業はどんどん非公開化を進める方向へ。
ただ全株主の利益を考える、ということの程度において、経営者の立場と純投資家の視点/立場は同じにはならないので、IRコミュニケーションでギャップを埋めていくことが重要。
いい会社にどんどん非公開化されては投資家としても困るので、投資家もどこまでを求めるのか、スタンスを明確にしていかないと。
東京IPOの開示速報より
http://post.tokyoipo.com/mail/infofile.php?brand=1019&info=193028