先週のバロンズ日本版で、GW以降日本のM&Aはますます加速するであろう、という記事がありました。
加速する三つの出来事として
・いちごアセットが個人投資家を巻き込んで東京鋼鉄の総会で特別決議を否決したこと
・レインズのMBOで個人株主が訴訟を起こしたこと
・ダヴィンチがテーオーシーのオーナーによるMBOに対抗するTOBを仕掛けたこと
個人株主がファンドなどの提案に応じて行動するトレンドができたことが、アクティビスト投資家の動きを後押しするという見方です。
ダヴィンチはテーオーシーからの質問に丁寧に回答し、その内容を公表しました。
理詰めでどんどんやられると、テーオーシー側は打つ手がなくなる。なんせ価格は圧倒的にダヴィンチの提示が優っている状態。誰か第3の買い手を見つけて、ダヴィンチを上回る価格を出してもらう以外には、対抗策はないのでは・・・