土曜日のNHKドラマ、ハゲタカを楽しみに見ています。

昨日は、実際に起こったような話がいろいろ。

外資系ファンドの買収ターゲットとなった総合電機は、まるで三洋電機。

工場を訪れたファンド幹部に、工場の管理職風の男が抗議文を渡そうとするシーンは、王子製紙社長が新潟を訪ねた際の北越製紙の人たちの行動のよう。

株主総会の委任状争奪、というのは最近の東京製鐵の話から?


何となく納得、だったのは、外資系ファンドが、その総合電機の有力部門の吸収を狙う海外の事業会社の依頼を受けて行動しているというストーリー。 ファンド(ファイナンシャル・バイヤー)は、業界再編や有力な経営資源の獲得を狙う事業会社(ストラテジック・バイヤー)の意向を受けて、あるいはそうした先への転売で短期のサヤ取りを目論んで行動する、そういうものなんだろうなと思いました。まさに企業の地上げ屋。

来週はホリエモンのような、IT企業経営者の登場のようです。