昨日の日経記事。新日鉄の三村社長は、(大阪製鉄による、東京鋼鐵完全子会社化が、いちごAM主導で破談に追い込まれたことに関して)、「いちごは、東京鋼鐵の企業価値を示すストーリーを示す責任がある」と発言したそうです。
これについては反対!
いちごAMは、あくまで子会社化には積極的に賛成。株式交換の比率に反対。繰り返しそう主張して来ました。
一般株主が賛成できない比率での株式交換を提案して、決議を通せなかった会社側に問題がある、会社側の失敗であったと考えます。株式交換発表後も、いちごの反対活動の開始後も、東京・大阪・新日鉄サイドからは交換比率決定の詳しい説明やいちごAMの提示した疑問点への回答・反論も一切ありませんでした。
本当に必要な統合なら新たにプレミアムをつけて、TOBや株式交換を実施すればよいだけでしょう。最初に提示した交換比率が、株主側に120%配慮したギリギリの条件であった、ということないはずです。失敗を認めたくない、面子を傷つけられて怒っている、そういう対応にも思えてしまいます。
それでも、これを実施しないと東京鋼鐵を外資など、誰かに取られてしまいます。 どうする・・・