昨晩のニュースステーションに 映画「硫黄島からの手紙」に主演の渡辺謙が生出演。古舘さんが「ケンさん、ケンさん」と呼んでおりましたが
、ケンさんといえば高倉健と思うのはやや古く、今は渡辺謙にかわりつつあるのでしょうか。同じ新潟出身の謙さんの大活躍は喜ばしいことです。
古舘さんは硫黄島のことはまったく知りませんでした、とのこと。私は小学生~中学生のころに図書館の戦記シリーズを読破し、真珠湾、アッツ・キスカの戦い、ミッドウェー海戦、硫黄島、ガダルカナル、ビルマ・インパール作戦などなど、いまだに多少記憶しています。高木彬光や吉村昭の小説なども読みました。 栗林中将の日記とこの映画をきっかけに、太平洋戦争関連の書籍や映像などが しばらく売れるのでしょうか。
さて昨日はアークヒルズの森ビルタワーで、日興アセットのワイルダー社長のスピーチを聞きました。場所が最上階の森ヒルズクラブという会員制クラブでした。行きなれない場所で受付で聞いてもよくわからず、相当あたふたしました。
スピーチの内容は色々あり、別途コラムにでもと思います。 ワイルダー社長そのものは大変魅力的な人・そして優れたリーダー・経営者であると感じました。いずれ上場ということですが期待できそうです。
今回は、いい運用会社となるには・・・というテーマのお話。ポイントは、この会社が何をする会社か、そのコアの業務を推進する人は誰かを明確にし、その人たちが本来の業務に集中できる環境を徹底的に作る。 当たり前だがなかなか実践できないことを一歩一歩確実に進めているようです。いい運用会社であるために、というテーマでは以前に聞いた企業年金連合会の鹿毛理事長の顧客の立場からのスピーチとも近い内容でした。 結局運用会社であろうと、事業会社でも、会社以外のあらゆる組織でも、いい組織であるための基本的なところはあまり変わらない、と納得。 ただ運用会社、特に日本の運用会社は特殊(生保等の子会社で天下り、出向などが多いなど)なため、こうした当たり前の考え方が以外に通用していない。それだけに日興のような例が余計注目されるのではないかと思います。 働く人のモチベーションを引き出し、高めることが重要。それに尽きると思います。
高木 彬光