サンテレホン従業員代表からTOBへの反対声明が出ています。労働組合はないようで単に従業員代表となっています。この3名の方がどのように従業員を代表しているのか、やや気になるところ。署名でも集めたのならその数でも書けばと思いますが、何もないと総務部員3名だったりするのでは、と入らぬ疑問を生じさせます。


明星食品も会社としての反対声明を発表。

明星の株価はTOB価格を上回っています。このままでは成立しない感じ。

一方サンテレの株価はやや下回る。買付株数も少ないので成立の可能性も。対策が上記の従業員代表声明ではやや弱い。

普段の活動もそうですが、こういう事態になった時のIRも含めた対応策の巧拙が重要なポイント。

また明星は知名度/ブランド価値があり、ホワイトナイト登場の思惑で参戦する個人も多く、株価が上がっています。

この点、消費者向けのビジネスの会社は有利。まあそれだけ、そのブランドに価値があるということでしょうか。


この両社、ともに三菱UFJ証券が主幹事。 同証券はサンテレの新株予約権発行差し止めで、既に一敗しています。 今回のTOBの成否いかんで、かなり評判を落とす可能性もあります。