先日参加した当社の何人かで参加したデルタウィンのセミナーにて、ゲストのGCA佐山代表が今年は富士山に登りました!とお話されていました。これをきっかけに、社内で、富士登山の話題が再燃。やや盛り上がりました。既に登った人(私も)は、さも自慢げに語り、さらに登っていない人に向けて「え~、まだ、登ってないの~」などと発言。 登っていない人のうち、負けん気の強い人は、「よし。おれも来年登ってやる!」と応酬。でも1人で行くのは何だから、ということで、周辺でまだ登っていない人を探し、やや迷惑そうなところを強引に誘う。 そんな展開に。果たして来年、ツアーが実現するか・・・ 登ったことでよかったことは、自分の中での何がしかの達成感と気持ちの持ちようだけと思っていました。でも、何かの折りに、この話題になった時に、思い切り偉そうに語り、優越感に浸る、という思わぬ余禄もあったのでした。


さて、先日、依頼もあり、純粋持株会社の上場事例を探してみました。既上場の大会社の合併、経営統合により誕生した純粋持株会社の新規上場例は多いですが、新興企業の純粋持株会社形態でのIPOはなかなかありません。

今年はそれでも2例ありました。ネットネイジグループ(8/30上場)とサムシングホールディングス(6/29上場)。いずれも過去2期~3期は主力子会社を含む連結決算を行っています。ただ過去5期分の数値となると持株会社だけで、あまり実態を反映していません。過去2期に限っても、連結はよしとして、単体の業績の部分は持株会社なのであまり参考にならず。 サムシングは補足として主力子会社の過去2期決算を目論見書に掲載していました。

東証が決算短信の様式変更にあたり、投資家の意見を聞くアンケートを実施した結果なども先日見ましたが、連結部分のウエイトが高まっているので、これを充実させるように検討する一方、重要度の下がっている個別業績の開示部分をどうするか、ということでも色んな意見が出ているようです。とくに持株会社の場合、個別開示は不要、連単比率でXX%以上の外形基準を設けて開示の有無を決める、などの意見もありました。