昨日は月例のGCAセミナーに参加。ゲストは投資再生ファンド、ポラリスの木村社長。みずほグループのファンドです。しかし出向者は少なく、報酬体系も実績ベース、案件もみずほグループに限らず、ということで独立性が高く、モチベーションも高い、ということでした。佐山さん曰く、今あるファンドの7割はいずれ消える。消える先は・・・・ 大手金融系で出向者の多い先はダメ。外資系でお金がたくさんあるからと言って成功するものでもない。やはりトップの人間性、それと働く人のモチベーション次第。
木村さんのあげる成功の条件。 インセンティブベース(成功報酬)で働いていける人、これをモチベーションにパワーを発揮できる人。投資先企業の再生、成長を我が事のように真剣に考えられる人。当然、気力、体力、意力。
当社も、顧客企業の成長を我が事のように真剣に考える、という点では負けていないと思うのですが、インセンティブが・・・・
昨日の日経。証券は投信販売手数料をゼロにして、残高を増やして信託報酬でかせぐスタイルへ。日経金融でも、米国証券はコミッション(売買手数料)からフィー(資産残高ベース)へシフト、という記事がありました。株の売買手数料は下がるところまで下げ、コミッションでは稼げない。アセットビジネスへ、という流れはどこでも共通。
ネット証券は低コストで、手数料ゼロ投信で先行。多数の会員を抱えるので、ネット・コミュニティ、ネット・ポータル化で広告・会費で稼ぐ、ネット上での資産一括管理サービスで手数料、という方向性か。証券に限らず、オンライン・ゲーム会社も会員をたくさん集めた後の展開は似た感じを目指しているようです。
会員をたくさん集めた、各EC分野の有力企業同士が、どう融合していくか。