ヘラクレスあてに改善報告書が提出されています。 8/14に新株式発行、新株予約権発行を決議。新株式の引受者が同社社長となっていました。

8/30に 新株式発行を中止、同時に業績の下方修正も発表。

この一連の投資家を混乱させる事態の経緯の説明と、改善策の説明。

8/14の発表後、子会社で有価証券投資を事業としている会社で、多額の含み損があることが判明。この情報を知った社長は、インサイダー情報を抱えたまま増資を引き受けることを回避するため、引受を事態。

そのように説明されています。


http://www.ose.or.jp/news/0609/060927a.shtml



もともと企業の倒産リスク管理情報ソフトの開発をしていた会社で、これを株式投資判断にも使えるように改良。自らソフトを使い投資を行い利益を上げるとともに、ソフトの有効性をアピールする目的で、投資事業を始めました。

IPOし市場から集めたお金も使い、株式投資を始めたことが、そもそもの誤り。

そして今回は、社長自身が引き受ける増資にも疑問。 そして有価証券投資が親会社に伝わっていなかったという説明にも・・・