昨日は久しぶりに、戸田公園漕艇場(埼玉県戸田市)に行き、ボートを漕ぎました。
大学の漕艇部(ボート部のこと。他に端艇部などの名称の学校もあります)の同期の仲間が集まって、エイト(8人で漕ぐ競技用ボート)を漕ごう、というイベントでした。大学の艇庫に行ったのは卒業以来始めてのような気がします。途中、建て替えられており、きれいになっていました。 またこの間、競技用のボートは一度も漕いだことがなく、まさに20年ぶりに乗艇。
(ナックルは何度か乗ったことがあります。知らない人はすみません。)
乗るのが最後になったので、空いていたのはストロークのみ。ボートは皆、進行方向と後ろ向きに座ります。その先頭でリズムを作るポジション。まあ、試合じゃないし、イヤだから代わって、というのも恥ずかしいのでそのまま出発。
片道2000mのコースも、昨日は競艇開催日で、使えるのは1500m。この往復で3000mと少し。
最初は4人づつで練習。その後8人全体での漕ぎ。やはりタイミングがなかなか合わず、舟は左右に揺れます。なんとか大きな崩れにならずに進むのは、後ろの人たちが上手で、また今も結構漕いでいる人がいたから。
私は次第に腹筋がつらくなり、漕ぎ終わった後に上体を戻すのがつらくなってきました。
それでも帰り道は、ライトパドル、パドル。(力を入れて、ピッチも上げて漕ぐ)。 最後には、静止状態からスタート6本、パドル10本! ピッチ30! 全然オールの先が水に入りませんでした。 わずか20分程度だったと思いますが、ヘロヘロになり下船。
とても暑かったこともあり、ボートはとても厳しいスポーツであると実感しました。 富士登山とはまた別の、ハードさでした。
もし500mくらい、スタート・パドル、とやったら、嘔吐・失神・意識不明だろうな、と思います。
その後、連れて行った息子も乗せてもらい、小さく1周。未体験の水上スピードに、すっかり固まっていました。
さらに終了後、当時からほとんど唯一残る、周辺の食堂(そば屋)に移動して、ビールで歓談。
夏の最後の貴重な体験でした。 一緒に乗艇した皆さん、艇庫の学生さん、ありがとう。