8月も今日で終わり。今年の夏は 「王子」が話題になりました。ハンカチ王子は都大会決勝からすごいと注目していました。しかし都大会決勝も4時間近くテレビを見て、甲子園の決勝も長時間見たのですが、残念ながらハンカチには気づかなかった。

紙パの王子は、世間を大変賑わせたものの結果的には何もなく、やや物足りない結果に。ただ買収提案をオープンにして、メディアも活用する劇場型M&Aの事例を作った点は意義があったのでは。


オックス・ホールディングが 発表済みの社長あての増資を突然中止。何の理由の説明もなし。

同時に発表していた新株予約権のファンド向けの発行は実施されました。

しかしこの新株予約権、予約権そのものの発行価格がどうも低すぎる気がします。対象となる株式の時価の1%がオプション価格。計算根拠は オプション価値計算に一般的に使用されるモンテカルロ方式を参考とあります。 これについてはブラックショールズに比べて一般的ともいえないような気がします。 とりあえずそれらしいことを書いているが、社外の人にはわけのわからない決め方の理屈。 エイヤ!と1%に決めただけの印象。 メルマガコラムで紹介したダルトン・インベストメンツは、投資先サンテレホンの新株予約権の価格が不当に低いと東京地裁に差し止め請求して認められました。

こちらも一般株主が請求すれば差し留めになりそうな案件。

ここはほんとに  おかしな会社という印象。