ご来光を見た後、元気を取り戻し再び頂上へ向かって前進! しかし相変わらず足は重く、心拍はとても高い状態。おまけに頂上目前で大渋滞。 ゆっくりしたペースで登りました。 頂上についたのは朝6時ごろ。

しかし頂上はかなりの人ごみ。休憩所前の狭い通路は浅草寺前の仲見世並み。ホットココア1缶400円を買い、一息。その後お釜を覗きました。しかしこのあたりから生憎の雨。やがてみぞれ・あられに。 疲労もかなりのもので、お釜一周はやめて早々に下山へ。 とりあえず本8合目まで下り、小屋で休憩しました。 しかし・・・・ 既得権商売で ひどいサービスでした。 憤慨かつ あきれつつ、それでも心臓は何とか落ち着き、再び下山へ。

下山路は ひたすら柔らかい地面をジグザクと。 これが延々と続きました。幸い下りに連れ天気はよくなり、着ていた服も少しづつ脱ぎました。 時々上を見上げるとすごい斜面。良く登ったものと感心しました。 帰りは心臓は楽なものの、ひざやつま先にはかなりの負担。訓練が必要と感じました。 そんなこんなで五合目には昼過ぎにようやく到着。登山開始から13時間経過。


14時に帰りのバスに乗り、河口湖温泉へ。途中、集中豪雨に遭遇。日曜日は山でもあられ・雨・霧で大変だったと思います。

私は 月・太陽に比較的恵まれラッキーでした。 温泉への移動中も富士山頂はうっすら白くなっていました。

日曜日は、各紙に、観測地点の甲府気象台から山頂が見えず、幻の初冠雪という新聞記事がありました。そこにいた人はみんな、あられが降って積もったことは知っているのに、気象台から見えないので記録されないとは不可思議。 気象記録もあてにならないかも。


ともあれ、温泉から上がる頃には、集中豪雨も通り過ぎ、良い天気。風呂上りのビールも効いて、うつらうつらと バスに揺られて帰りました。