たまたま仕事で顧客の企業価値の推定をDCFで行っています。

よく言われることですが、割引率次第で結果は大きく違ってきます。

割引率のベース部分には、国債等のリスクフリーレートがあります。

以前よりは、これを少し高めに見ないといけないので、当然割引率は高くなり、それだけ企業価値も低下。


インフレとまでは言わずとも、好景気で将来の業績・キャッシュフローをさらに上方修正! としないかぎり、同じ企業・同じ中期計画でも、以前よりは企業価値が下がってしまいます。

不景気・デフレの時は、マクロ景気には関係ない、ニッチな新興企業の評価は高く出た。

金利が上がっていく時は、景気連動型でないと、相対的に評価が下がる。

そんな状況でしょうか。