37本目のリート。エコロジー・リートの上場が承認されました。今年に入って8本目。スポンサーは明豊エンタープライズ、長谷工。環境配慮物件を投資対象とする。地域は全国、物件種類も何でもあり、のようです。
差別化要因は「環境配慮物件」という点。屋上緑化などポイントになるよう。
今年の新規上場は、不動産ベンチャーがスポンサーのものが多く、従来のようにスポンサーのブランドに依存できないので、何とか物件種類などでの差別化を図ろうとしています。
ホテル・老人ホーム対象リートは違いを言いやすいが、オフィス・住宅は難しい。環境配慮、というのも中身的には難しいような。環境に配慮していない物件、というのも最近では少ないのでは。逆にものすごく配慮している、という物件ではコストがかかりすぎるのでは。
ともあれ、今回のように名前で差別化というのは重要かなと思います。37本にもなってきて、ほとんどカタカナ系。名前を聞いて中身をイメージできるのは少ないですから。
ホテル・リートは純資産482千円に対して、公募480千円。初値もそのあたりか。
配当が上場前に公表されない(少なくともネット上で)のは不便。HPも上場まで公開されない。このあたり改善してほしい!