4月3日に所用で渋谷のホテルに行きました。ちょうど菱和ライフの入社式。演目を覗き見したら、ゲストは名球会の金田正一さん。引き続き「コンプライアンス経営について」とありました。 ああ・・ 新入社員の人はめげずに頑張ってください。
中央青山の処分。相場に影響なければいいですが。
ウェブ進化論 ちくま新書。これは非常に面白い。読んでいて とても色々考えます。 新書では、バカの壁、国家の品格などを並みの感覚。それくらいのヒットになるのでしょう。
79ページの引用
従来の組織の仕事では、情報は一部の幹部・部門で隠蔽されている。トップがこいつには、と思った人にしか開示されない。情報を握ってコントロールすることが権力の源泉。 相手の送り手が選ぶ「電子メール」は従来の権力構造・組織をサポートするテクノロジー。
一方、(会社内の)誰でも読めるブログで情報を全員共有する(グーグル)のような会社は 新しい経営手法。ブログは新しい経営サポートのテクノロジー。
確か同じようなことを、東証2部㈱ゼクスの平山社長が説明会で言っておりました。従来の経営者は情報のコントロールで権力・権威を維持していた。彼は情報の社員との共有化を進め、情報のコントロールではなく、本当の経営力を拠り所に経営にあたりたい、とのことでした。 社員に情報を与えて自由に動いてもらう。経営者はサッカーのキーパーのように、最後に控えて後ろから選手の動きを見て必要なら声をかける。 大きな危機は身を挺して守る。そんな 話でした。 確かゼクス社は いまだ社長室もなく、メールよりオープンなコミュニケーションを重用しているようです。
ともあれ、本の主題はグーグル。 徹底した情報共有をスピードとパワーの源泉に躍進している と著者は言っています。