アエリア社の資本政策は 興味深いものがあり、ぜひ一度お話を聞いてみたいと思っていました。
先日会社にお願いしたところ、快く取材に応じていただけることになり、GW明けに伺う予定です。
子会社のゲームポットを上場させた点が、やや非難を浴びたりしましたが、私はそのIPO時にゲームポット株式をアエリアの全株主に 無償交付した点が 面白いと思います。
アエリアは減資という扱いで、減資分として子会社ゲームポット株を、アエリア株主に 交付しています。
その後も アエリアは ゲームポット株を 70%程度保有しています。
中外製薬がロッシュの参加に入るとき、米国の子会社で新たな親と競合する会社の株式を、日本の株主にすべて交付しました。 この時も子会社の上場に合わせた交付で スキームは同じと思います。
ただし 交付した後の 子会社への経営関与度が 異なりますが。 中外の場合は子会社と資本関係を解消するスピンオフでした。
なぜ アエリア社がこうしたスキームを取ったのか、じっくり伺ってきたいと思います。