バークシャーの2005年のアニュアルレポートを読んでいます。ウォーレン・バフェットのコメント。
20ページ近くありますが、最初の部分から。
買収について。株式交換による合併を嫌い、現金買収が基本。
株式交換の場合、既存株主の持分が減っている。これを忘れた安易な株式交換が多いと批判しています。
同社の買収候補選びの6原則。
・規模の大きいこと。(既存事業とのシナジーが強く見込まれる場合を除き、税引き前利益が75百万ドル以上ある会社)
・これまで継続的に収益を上げてきた実績があること。
・有利子負債が少なく、それでいて高いROEが上げていること。
・良い経営者がいること。
・シンプル、わかりやすいビジネス。
・価格を明示している先
こうした条件を見たす案件は積極的に話を聞く。買収価格は50億ドル~200億ドルの範囲。
敵対的な買収はしない。秘密は厳守、興味があるかないかは5分以内に回答する。現金買収を好む。オークションには参加しない。
そんなことが書いてあります。 ホリエモンのM&Aとは違いますね。