<教員意識調査>会社員以上に、仕事に満足感と多忙感
仕事への意識に関して、単純に教員と会社員を比べたらいけないだろう。 教師というのは、大学在学中から教職課程を取って、教員採用試験を受ける。多くは高校2年か3年から、教育学部に進学することを考え始める。 一方会社員は、大学卒だけを考えても、大学の3年の終わりに、就職活動をはじめる。このときに、自分が何を職業とするかを考える。もちろん、この方が、バイトをしたり、社会人と触れ合ったりと、仕事に関しての知識が豊富である。 仕事といったら教員しかやったことがなく、これまでの学歴も教員になるために費やしてきた人に 「学校の先生、向いてないでしょう?」 と聞いて、素直に「向いていませんねー」という返事が帰ってくることはないだろう。高卒も、専門卒も、途中入社もいる会社員と、純粋培養の公立校の教員を比べたらいけませんよ。せめて医者や看護婦、警察官あたりと比べなきゃ。 私の感覚じゃ、会社員に比べたら教員って仕事が不毛で、その代わり時間的な拘束がゆるく、趣味に生きていると思いますよ。井の中の蛙ってやつです。 公立小中学校の教員は会社員よりも仕事に満足感を得ていると同時に、多忙感も感じる傾向にあることが11日、文部科学省の調査で分かった。また、教員自身は勤務実績などで給与に差をつけることを否定的にとらえているが、保護者は肯定的ということも分かった。 |
最終更新:12月12日1時23分