微妙に古い話で恐縮なのですが…
鉄道コレクション・ジオコレシリーズから新製品ポスターが発表されました。
今回鉄道コレクションからは
珍しい「回送列車」のセットとして京成電鉄3600形・3100形新造車両回送列車 6両セットが登場するほか
東武鉄道20400型「ベリーハッピートレイン」、国鉄32系身延線、富山地方鉄道0600形電車(0608号車)、富山地方鉄道軌道線デ7000形(7016号車)が新登場します。

このうちの今回は
京成電鉄3600形・3100形 新造車両回送列車 6両セットについてのお話です。
先頭車両は付随制御車(クハ)として
中間車両は電動車(モハ)として
TC-M+M′-M+M′-CT′の
6両編成で落成登場した3600形を
一部の編成からMM′ユニットをひと組外して組み込み
8両編成に組成し直した時に
余剰の先頭車6両を集めて電動車化改造をして
京成電鉄線内のローカル運用に供したのが
このターボ君こと3600形3668編成です。
運転台の無い客室側を背中合わせに
ひと組のユニットとして組成し
しかも真ん中に編成されるユニットは運転台構造物を撤去し
乗務員室扉を施錠して完全な中間車両(サハ)にしてしまいました。
このため晩年は中間車両の2両は余剰気味で廃車されてしまいましたが
残る先頭車ユニットは電動車なので
この手の牽引車としてうってつけの選定となっています。
そしてこの
京成電鉄では新造車両の回送では
電動車が2両編成1ユニットであるために
この2両をひとつのセットとして搬送します。

この新造車両3100形の牽引車として選定されているのがターボ君たちなわけです。
神武寺駅の総合車両製作所から発送される時は
8両の貫通編成で京急線内を経由して泉岳寺駅で受領
そのまま都営浅草線内を経由して押上駅で受領して
押上駅構内で2両ユニットに分離された新造車両を
このターボ君たちで挟み込んで回送するのです。
なお
京成電鉄ではかつては旧3100形のうち
を
客室扉の窓を細く高い位置に設定した試作要素の強い車両
(京成電鉄では客室扉窓を小さく設定した仕様はその後量産設定していません)
を用意していました。
そして
成田や佐倉辺りから都心部での行商をする
担ぎ屋の女性たちを沢山乗せた行商専用車として走らせていましたが
行商専用車の運用が無い時は
周囲の3100形がどんどん2両編成から4両編成に
加えて
向き合わせの運転台を撤去して完全な客室を設えて4両の貫通編成に組成されても
暫くはこの2両編成のまま存置され
この手の新造車両の回送運用にも供されたりしていたのを思い出しました…。
つまり今回の3100形は
そんなダブルミーニングなんでしょうかね( ̄▽ ̄;)
2023年08月27日20時40分追加
旧3100形3121~3124についての詳細を記述したサイトを見付けたので直リンクさせて戴きましたm(_ _)m
