調子に乗ってw
西武鉄道の電気機関車の話から…
マイミクさんの質問で東武鉄道の電気機関車の話を出してきたので
東武鉄道の電気機関車の話。
日本での鉄道路線の電化は少しもたついていて
混沌の大正時代に入り漸く主要幹線や大都市近郊で進み出してくる。
そんなさ中に日本での開発量産の先鞭となるべく
比較研究用に輸入されたのが
これらの動輪が4軸あるD形の箱形電気機関車である。
最初から電化路線として建設された私鉄においては貨物輸送も行うべく
電気機関車の導入をしているのだけど。
国産の電気機関車がまだ作られて無いか日が浅いかで
輸入した方がまだまだ手取り早く使えるとの判断から導入されたのが
先日の西武の古豪と言う訳だ。
西武鉄道に導入される前は青梅鉄道で使われていたのだが
太平洋戦争中に行われた青梅鉄道の国有化で買収機関車となり
国鉄(戦時中までは鉄道省)では省形機関車ではなく部品の確保も段々難しくなっていた為に
戦後になり貨物輸送が多くなっていた西武鉄道に払い下げられたのが件の機関車だった。
閑話休題
青梅鉄道が電化で建設された時期と前後して東武鉄道でも伊勢崎線を中心に電化が進み
貨物輸送の担い手となるべく輸入されたのが今回紹介するED4001(導入時はED101)形である。
東武鉄道で最初に導入された電気機関車の一つだったが
老朽化も著しくて新しく導入した機関車の代替で近江鉄道に譲渡されていた。
東武博物館の開館に併せて近江鉄道より呼び戻したのが本形式となる。

東武鉄道でこの機関車を導入してからのちは貨物輸送が多くなってきて
戦後の高度経済成長期に於いては機関車が足りなくて
まだまだ明治時代の蒸気機関車が活躍する様な
かなり輸送力の強化が必要な状況だった。
そこで東芝や日立の機関車製作所に作らせたのが
こちらのED5000系電気機関車である。

20両近くが東武鉄道の各線で使われていたが
モータリゼーションの発達により東武鉄道での貨物輸送が廃止となりお役御免となった。
最後に作られた仲間のうちのED5080形の一部は
中部国際空港開業に併せて三岐鉄道に譲渡された。
そんな訳で博物館で余生を送る機関車たちである。