もうすぐ移植後1年。
去年の今ごろは…もうすぐ前処置が始まって…とかナーバスになることが増えてきました。





少し前ですが、父の実母が亡くなりました。
老衰です。とても長生きでした。
父は実母とは離れたところに所帯をかまえたので、数ヶ月に一度、短時間会うだけでした。


お葬式の日、いつもしっかりして頼りになり、威厳のある父は静かに涙しました。
いろいろしてあげたかったこと、
いろいろしてもらったこと、
さまざまな思いがあったのでしょう。
離れている時間が長かったし、長生きだったのに、やはり実母の死は悲しい。




さて、我が子はどうでしょう。
我が子は中学生小学生幼稚園の三人です。
私が病気になるまで離れたことはありません。
依存度が高いです。
いろいろな節目があるときで、不安も多い時期でそばにいてあげたいし、そばにいてほしいと思うことがあるかもしれません。
そんな私が死んでしまったら子供たちの悲しみははかりしれないものでしょう。
そんな悲しい思いはさせられないのです。




ちょうど入院のころ、世間ではよく米津玄師さんの『Lemon』がかかっておりました。
病気が発覚する前に見ていたドラマの主題歌で、大好きな曲でした。
ところが病気がわかってからは、残された家族への感情移入が激しくなってしまい、聴くことができなくなってしまったのです。
残された家族はこんな風に思ってるかもしれない。つらい。
曲を聴くたびに気持ちが持っていかれるので
しばらくは聴くことができませんでした。



最近では曲がかかっても、消したり逃げたりすることはなくなりましたが、やっぱり歌詞を聞き入ってしまう。
でも、家族に歌詞のようなこんな思いをさせたくないから私は生きるのです。



移植が終わったとき、主治医からは『とりあえず半年!そして半年から1年が大切やから』と言われました。
再発はこの時期に起こる場合が多いそう。
その次は3年を乗り越えましょうと言われました。そして5年。。。
まだまだ乗り越えていく壁はありますが、その未来に元気に生きていることを信じて照れ




去年の今ごろを思ってナーバスになるけれど、
今の自分へのいろいろなもどかしさはあるけれど、
あの過酷な日々を乗り越えた自分を本当に心から誇りに思います。