先日、その経過を膀胱鏡を使って診察する日がありました。
久々に泌尿器科の待合室で待っていると
当時、カテーテルを入れて血の塊をとる処置や、かん流といって太いカテーテルを挿入し24時間膀胱内に生理食塩水を流す処置など痛かった思い出が溢れでてガタガタ震えました(笑)
さて名前を呼ばれていざ、検査台へ。
思ってたより全然痛くなかった

膀胱内は赤い斑点がところどころあり、
先生もこんなのは見たことがないといっていました。
当時の写真と見比べて見せてくれましたが、
当時はイクラみたいなのがぎっしりつまっていました。
膨張した血管だそう。
それが今ではその血管が縮んで出血を起こしそうなものは全くなく結果は良好でした

ということで泌尿器科、無事に卒業です

この出血性膀胱炎のときは
口腔や食道などの粘膜の痛みや吐き気がひどくて三週間程、口から水分もとれませんでした。
それでも免疫抑制剤の大きなカプセルを1日三回飲まなければならず、痛みと吐き気との戦い。
この時間がとても苦痛でした。
主治医はステロイドを使えば簡単に楽になる。でもそれをすると移植した意味がなくなってしまうから、と言われこんなに頑張っているのになしになってたまるか!と自力で回復するのを待ちました。
移植して312日。
移植の具体的な苦痛が記憶から少し薄れてきています。
あの苦痛に耐えているゆっくりゆっくり流れる時間を忘れかけている。
すごく痛くてつらくて苦しくて大変だったことは覚えていて
移植なんかもう二度とやりたくない記憶だけはちゃんと残っているのだけれど。
今日も元気です