移植での入院中、出血性膀胱で手術をした翌日から目に違和感がありました。
視界の中に黒い小さな粒がたくさん見えました。
そのことを主治医に相談して眼科を受診することになりました。
検査をすると、網膜に少しの出血があるということでした。
私は最初、術後だったので全身麻酔のせいかと思っていましたが、原因は白血病もしくは移植によるものだということでした。
少しの出血であったので失明するなどの危険性はなくそのまま様子を見ることになりました。


次の受診日は12月でした。
11月の終わりくらいに左目の視界の左上にぐちゃぐちゃにしたサランラップが張り付いているかのように見えるようになりました。
はじめは目の中にゴミが入っていると思って何度もこすったり、鏡で見ても何もありません。
時折、黒い虫が一匹飛んでいるように見えるときもありました。

そして12月初めの眼科定期診察で先生に相談をしました。
結果ではぶどう膜というところに少し炎症があるようでした。
なので造影剤を使って精密検査をすることになりました。



当日は右手にルートを取って、その中から造影剤を流します。
そして機械をのぞいて検査はおわり。
特にアレルギーなどの症状もなく無事に終わりました。
結果は来週です。
骨髄移植、造血幹細胞移植ではGVHDが目に出たりすることもあるということでしたので、失明しないかとても心配でした。
涙が減ってしまうこともよくあるようですが、特に涙の量に変化はありません。
来週の検査結果、特に何もないといいのですが。。。



また目の検査使った蛍光造影剤ですが、黄色蛍光ペンのインクの色です。
検査後は身体全体が黄色くなると言われたのと、おしっこが黄色くなると言われました。
その通りで検査後すぐから、顔や手などうっすらと黄色くなりおしっこはインクそのもの。
怪物になったような気分でした笑い泣き
ちょうど丸2日くらいで元の体、おしっこの色に戻ってきました。


さて最近の体調をまとめたいと思います。
移植後もうすぐ6ヶ月になります。
現在体に出ているGVHDの症状は
●左目の違和感。
●顔と胸、背中、腕に少しの湿疹。
この湿疹は乾燥してきたので、とても痒いです。
保湿剤と塗り薬のステロイドを使って調整しています。
他は少し腎機能が悪いですが治療するほどでもありません。
その他には
●関節の痛み。
膝は立ち上がるときに痛むくらい。
肘と指の関節にも痛みがあり、特に夜中寝ている間の痛みがあって少し動かすとすぐに痛みはなくなります。
関節が固まっているような感じです。
●物を飲み込んだりする時に少し違和感がある。
GVHDは筋肉に出ることもあるらしく、これも経過観察になりました。
貧血でも飲み込みにくさがでるみたいなので、そっちかもしれません。
ヘモグロビンがまだ7.6しかありません。
退院したてのころは10近くあったのですが
さがってきてます。
血小板は上がってきており、今は7くらい。
他の結果をみても再発ではないそうですが、もう少しヘモグロビン上がってほしいですあせる
なのでふだんはずっとマスクをしていますが、唇の色が悪いです。
ものすごーく薄いピンクのような紫のような。
他の移植をした方たちはヘモグロビンどうなのでしょう。
こんなにゆっくり立ち上がるのでしょうか。
●唾液量の低下。
ちょっとしゃべったり、口呼吸するとぱっさぱさです。
パンなんか食べた日には死にそうになりますので、飲み物は片時も離せません。

今気になる症状はそれくらいです。
でもこれも抗がん剤のせいかもしれないし、放射線のせいかもしれないし、GVHDかもしれない。
主治医はステロイドを使う程ではないけど、GVHDですと言っていました。
一生懸命弟さんの細胞が戦ってくれてる証だと。
ありがたい。



体力の方はだいぶ戻ってきていて、長い距離を歩けるようになりました。
少しなら走ることも出来るようになりました。家事もほとんど自分でできるようになりました。
あとは移植後に止まってしまった生理について、閉経してしまったのでそれに関することをまた書きたいと思います。