嫌いじゃないけど、読んでいると得体の知れない気持ち悪さに襲われる漫画があった。

それは現代の若者を描いた鬱々とした青春漫画で、作者の他の漫画は最近映画化もされた、多分大学生くらいの層に人気の漫画。

その漫画の気持ち悪さを説明する言葉を私は持ち合わせていなかったのだけど、ついさっき突然言葉になったのだ。

それは多分オシャレな憂鬱に対する嫌悪感だった。
ファッショナブルな欠落とも言える。
その欠落もアイデンティティ的に消費できる強かさが、私を気持ち悪くさせていたのだ。

そしてその気持ち悪さの根源にあるのは自分の中にある欠落のファッションとしての側面で、それに対する嫌悪だ。

結局のところ、消費行動しかできない。
何かを嫌うのはとても痛い。