わたしには神様がいるんですが、最近神様の様子がおかしいです。
わたしは信者なので、神様に関わるものはなるべく購入しているのですが、
昨今の搾取具合には疑問を感じてしまいます。
思い返してみれば、信者になってから10年、このような疑問を感じることが何度かありました。
それでも若い頃は盲目信者でしたので、神様を信じて無限回収に努めておりました。
ですが、神様が年をとるのと同じで、わたしも年をとり、世界は変わりました。
神様の搾取を嘆き、文句を言って叩きつつも、作品を購入していた頃のわたしは、まだ純粋な信者であったと思うのです。
今となっては神様の搾取に疑問を感じたとしても、嘆くことはありません。
神様の作品を購入するのも、神様にお会いするのも、自分の経済状況と照らし合わせて、無理することはなくなりました。
一日中神様のことを考えていたわたしはもう死んでしまいました。
今のわたしは、都合の良い時だけ神様を信じる、典型的日本人のような信者です。
きっとこれは間違いではなく、成長です。
おおらかになりました。幸せなことです。
しかし、成長は、変化は、死です。
わたしは汚れて死にました。
それでも神様は神様で、
わたしごときの存在に眼を向けることなど無い。
それが唯一救いであり、幸せなのです。