先日、ある大学で行われた異業種交流会で自社の取組みを50分話す機会があり、

そこでも話しましたが、弊社の取組みの一つに現場全員運営を掲げています。


ニュアンスでは以前から言っていましたが、うまく伝わっているように思えず、

標語にした方がいいと思い、言葉として使い始めたのはここ最近です。


面接でもよく聞くのが「安定している会社が良い」「○○な会社が良い」など、

理想や希望の会社像を聞きます。


しかし、それを体現するのは働いている人全員で作っていくべきで、

そういうことを言う人に限って、社内に入れば、自分は関係無いと

言わんばかりの人が時折居ます。


そりゃ、つぶれそうな会社と安定している会社、どちらが良いかは聞くまでもありません。


利益が出ておらず賞与が出ない会社と、賞与が出る会社、それも聞くまでもありません。


しかし、社長も含めた全社員でつくっていくものです。



しかし、何も難しいことを言っているのではなく、新しい社員が入ってきても他人事にしない、

他人の仕事で困っていることやミスになりそうなことを見かけても他人ごとにしない、

社内の仕組みつくりを他人事にしない

会社の利益や損失を気にする


そういう当たり前と言えば、当たり前のレベルです。


しかし、そういったことを教えない会社が多いように思います。




新しい社員が入ってくる前には


「入社してくる社員の指導、どうします?」


って気にしてくれる社員も出てきました、




○○な会社とは全て社員でつくるもの、それが現場全員運営です。


財務や事業継承などが経営で、それ以外は全て「運営」です。


採用、品質管理、納期管理、技術などなど、

どんどん口出ししてください。


前向きなことが前提ですが、口出しした方が間違いなく、仕事のストレスが減ります。


グループ分けはされていますが、

まずは同じグループ内の同僚の仕事について、

気にしてもらえればと思います。


そして、来年には何とか社員で1年間の経営方針を

決められるようになれば良いなと思って宿泊研修に行っています。


全員で頑張って、成果を上げて、その利益を分配したりして、

会社の安定度を更に上げていければ良いと思っています。



先日行ってきた宿泊研修でも同規模の会社がガラス張り経営を

実現されていて、ガラス張り経営の問題点の対策などを訊いてきました(^^


その先にガラス張り経営ができるようになれば良いと思っています。