最近、色々と調べているうちに偶然キャリアの選択ができる会社の記事を見ました。
女性の雇用を進めているうちに、そういう形にたどりついたように書かれていましたが、
僕が考える理想に近い姿でした。
仕事を一生懸命して、キャリアを積むことに集中する
仕事とプライベートのバランスを取る
プライベート優先の仕事をする
この3つを選択しながら、仕事をしていくと書かれていました。
僕自身、20代は自分の価値観で他人の仕事観もはかり、
かなり失敗をしましたが、その中で学んだことは
当然のことですが、
「押しつけてもその人にはフィットしない」
「それなら、自分で決めてもらおう」
ということです。
ただ、これについても予想外のこともありました。
「ここまで頑張りたいです!」と人が口だけだったこととか、
「ここまでで良いです。一年間はじっくり今の仕事を覚えたい」と言った人が、
後輩が入社して、どんどん覚えだすと、
「教えてくれない」と言い出したりということがありました。
会社も言動不一致を無くし、働く人も言動不一致をなくす。
このことを会社にも働いている人にも浸透させることが大事だと思います。
人それぞれ、事情もあるし、年齢による価値観の変化もあります。
一年単位くらいで変化もあるでしょう。
若い時代はがむしゃらでキャリアを積んでいた人が、
40代、50代も同様の仕事をしていけないし、同じような仕事をしていてはいけない。
人によれば、高くは望まなくても、変化なく、仕事をしていきたいという人もいます。
そういった仕事に対する希望の多様化で会社もそれぞれ経営の工夫を行っています。
ユニクロやワタミの限定社員制度もそういったことの一環だと思います。
当社の話に戻すと、そこまでの理想にはまだまだ遠いですが、
とにかく、社員の希望を聞いて、会社の希望を伝える機会を多く持つようにしています。
希望があれば、その時点で訊けるし、無ければ無いでその時点で確認したことにもなります。
社員は半期に一度は面談の機会を持っているので、これらのことを話してほしいと思います。
長期的に働いてもらう為に役職者も日々アイデアを出し合っています。