最近、その人の奥にその家庭が見え隠れすることって
仕事でもプライベートでも多いように感じます。
(当然、社会人の話であって、学生の話ではありません。)
自立している人は例外ですが、
家庭が見え隠れする人は
結局のところ社会や仕事でしつけがあっても
バックボーンは幼少時代からの家庭でのしつけ。
社会や仕事上での言えることって限界があります。
偉そうなことは言えませんが、
子育てやしつけって一言で言えば、
社会で自立して生きていく為の教育だと思うんですが、
そうではなく、成人してからも親の援助を受けている人は
自分に甘く、踏ん張りが効かない。
当社にも親と同居の社員がいて、
仕事は頑張っているので、
全員とは言えませんが、
やっぱり、自立している人とは違う感覚のように思います。
自身で居を構え、自分の身の回りのことを
自分でしなければ、自由がきく分、
我慢もしなくてはならないし、
自分を律して生きていかねばならない。
仕事をしなくても寝るところに困らない。
そんな環境下では仕事で成長して、
給料を上げていかねばならないことに
そんなに貪欲にならなくて良いので、
仕事でも受け身になってしまいます。
頑張っているけど、受身の人って
その貪欲さに欠けている。
増してや、影響が大きい家庭に限って、
自立させるしつけが少ないように思います。
生活していくには何が必要なのか?
お金だけではないと思います。
周囲との協調もそうだと思うし、
かと言って協調だけではだめだろうし、
更に欲しい物を手に入れていこうと思うと
受身だけでは無理。
学校も家庭も(特に家庭では)勉強に加え、
もっと社会で生きていくのに
必要なことも教えていってほしいと思います。
取引先にも結構転勤の多い会社があるのですが、
転勤が多いので、親元を離れてって人が多いんですよね。
その会社の人って、甘いなって思う同世代と比較すると
一周りも二回りも大人なんですよね。
(20代中盤の社会人2、3年生でも僕なんかより、よっぽど大人です)
成人過ぎたら、家から放り出して
自立をさせることも荒療治かもしれないけど、
そのくらいの気概でやらねば、
かえって大人になってから困るように思います。
一概には言えませんが、
親元を離れる、離れないが
仕事での積極的か、受身かに直結するように思います。