先週も忙しかった。


会長も僕も今日日曜日も半日出勤し、

平日は深夜までという日が続きました。


製造業が冷え込んでいる中、有り難いことです。



先週の頭に朗報が届きました。


八尾市中小企業地域経済振興功績者顕彰制度を受賞すると

連絡を受けました。


16日が市長からの表彰式とのことで

市役所に出向いて来たいと思います。



ここしばらく大手家電メーカーの赤字の発表が相次ぎましたね。


パナソニックは7800億円、ソニー2200億円、シャープ2900億円などなど、

ものづくりに携わる者としては気になるニュースでした。


色々な災害があった去年ですが、赤字の原因はそれだけではない。


グローバル化で海外に押されているのも大きな要因だと思います。


グローバル化が叫ばれて、しばらく経ちますが、

ここに来て本当の意味での到来だと感じます。


本当の意味でとは中小・零細企業まで海外を意識する時代に

入ったと思います。


当社もあまり影響は受けていませんが、先週に施策を一つうちました。


社内のスタッフもそういう時代が

目の前にある危機感で仕事をしてほしいと思います。


そして、社内では研修が各々の山場にきている社員も出てきて、

仕上げ作業に入ることが多かった週でもありました。


仕上げとはずばり『ビジネスマナー』です。


当社の仕事で言えば技術など実務に関することは

誰しも興味深くなるのですが、一番大事なビジネスマナーについては

子供のしつけと同じで口酸っぱくして言う必要性があります。


そして、社長という立場からあまり細かいことは

言うべきではないので、役職者から言ってもらえることは凄く有難いです。


ここ最近、役職者から言った内容を列挙すると・・・


①MTで話している時に該当者は返事をする。

(無言で聞いていては理解できたのか、分からない)


②社内に流しているラジオに自分のipodを繋げて、工場内に流さない

(自分だけの環境ではない)


③社内ではポケットに手を入れて歩かない

(寒いのは分かるが、現場では危ないし、何よりイメージが良くない)


④飴などを口にして、電話やお客様と話さない

(本来は口にするのも駄目な会社もあるが、

弊社ではそこまで言わないので、

上記のように社外の方と話す時は厳禁)


文字にすると凄く当然なことが分かります。


そういう自分も前職や今の会社でもかなり言われてきたので、

今逆の立場に立っていることも不思議な感覚です。


しかし、弊社社員は皆若いので、これから仕事をしていく上で

とても大事なことです。


自分自身が何の責任も無い、アルバイト感覚で仕事をするならば、

良いかも分かりませんが、正社員ともなると

会社は共同生活であることが最重要項目です。


他人からの印象、他人に不快な思いをさせないなどが必要になります。


そして、30代、40代と立場を上げていくならば、

こういったことを常日頃から後輩になど教えていける人材になっていかねばなりません。


しかも、相手に納得させる表現で。


つまり、ビジネスマナーを知っているだけでは並みで

知っていてそれを実行していると周囲からも認識されていて、

更に他人にその人の感覚で納得できる表現で伝えていけて、

キャリアアップできる。


新卒ならばとにかく、中途採用社員は

指摘を受けているところからは早く抜け出していかねばならない。


他にも色々とビジネスマナーはたくさんあります。


しかし、ビジネスマナーというのではなく、

日常生活でも大事なことです。


分からなければ、間違いを犯さないうちに聞いてくれれば答えます。


つい先日も出勤にクロックスではまずいですか?

と聞いてきた社員が居ましたが、

間違いをする前にそう言って聞くことは良いことだと思います。


その会社の風土もありますし、

そういったことを前職などで教わってこなければ、

ある意味ゼロからのスタートです。


挨拶についても1ヵ月ほど前に話しましたが、

良くなってきたところを見ていると、

やはり教えるとスッと出来るようになっていると思います。


くどくなってしまいますが、会社は共同生活の場。

皆が自宅と違って、少しずつ気遣いあって、

誰しも程よく緊張感のある場であってほしいと思います。


僕も見られる立場として、

見られて拡大解釈が起きそうだなって自分で感じるのは

携帯電話です。


お客様からも掛かってきたり、スケジュール管理をしているのですが、

メールチェックしたり、私用でもOKと感じられたりして、

自分が社員のビジネスマナーを悪化させていないか、

凄く責任を感じます。


弊社は取引先からも社員教育について

褒められることが多いですが、

継続且つ向上できるような


『きちんとした』会社でありたいと思います。