昨日くらいで今回の面接は一段落つきました。


一段落ついたと書いたら、間違いかも。


指導できるキャパシティを超えるので一時中断。


ところで面接には時折、社員を同席させます。


やる気が出てきた、信頼感が出てきた社員に同席させるのですが、

外の社会が見られる、良い勉強機会だと思っています。

(質問までできるようになってくれれば理想ですが)


先日の同席させた面接の中で色々自分の考えや会社の現状を話していると、

応募者の方から


「社長の話を聞いて上司の印象が変わりました。

前の会社の上司はあ~で、こ~で」


と悪い事のオンパレードでした。


それに対して言ったのは


「私も言われていると思うよ。

言われない上司なんて居ないんじゃないか。


働いている人の上司への不満は

ほとんどが対象の上司の事情を分かっていない不満。

不満を言っている人がその立場に立てば、

多分同じことを言う事になる。


評論家になる前に自分がその立場になって

違うやり方を取ってから不満を言った方がいい」


と思わず諭してしまいました。


人は評論家になりがち。


まず、その立場に立って、その視野で色々と見てから、

それでも不満なら、提案としてものを言う。


世の中、一見上司の立場が強いようでも

上司の方が立場が弱くなるシーンはたくさんある。


部下が仕事をしてくれて、上司の存在意義が出るからです。


それにあぐらをかいて働く部下はそれまでだし、

上司もとにかく私欲を捨てたマネジメントが必要。


そうやってどちらも互いに正面を向いての仕事は気持ち良いが、

どちらかが背中を向ければ、仕事が気持ちよく進まない。


だからこそ、評論家にならず、皆で提案を出す必要性があると思います。


提案は出さぬ、不満は言う。

代案を聞いても分からないと言う。


今回の面接で聞いた話では採用しない人のことながら、

余計なおせっかいを焼いてしまいました(^^;


不満があれば、代案を用いて話す。


人が集まれば、最低限のマナーだと思います。