今日の昼のMTで報告の話をしました。
夕方、明日の業務についての報告を貰うのですが
それが無かった社員が居たので。
いつもその報告を貰って、
明日あまり自分の仕事が無い社員には
他の社員の応援や勉強も兼ねて外回りに
行ってもらったりします。
話は戻り、その中で報告について
かなり分かりやすく書かれた本を紹介しました。
これは取引先の社長から勧められた本でしたが
読んで見ると、何故報告が必要かが
色々な視点から書かれている本です。
すると、夕方に新入社員がその本を見ていて
「これ借りても良いですか?」
と訊いてきたのでもちろんだと答えました。
先日から書いている通り、
技術的なことやルーティンワークは業務の中で
教えられます。
しかし、それらは仕事に対しての基礎スキルの上に成り立っています。
例えば、技術がこの先いくら上がっても報告が出来なければ
本人の自己評価より、上司は評価できません。
報告連絡相談の報連相
周囲とうまく付き合える対人関係(慣れ合いも駄目)
大きな声で挨拶したり、元気に仕事を行う覇気
仕事時間以外でも自分を磨く自己研鑽する姿勢
新聞を読んで業界の事にもしっかりとアンテナを張り、
そういった話に上司やお客様とする
文章力
などなど、一見仕事の実務で無い所が出来るかは
僕が感じるには本人の自己評価と上司の評価の
ギャップ部分ではないでしょうか。
自分が思っているより、上司の評価が高い時は
基礎スキルが出来ている人、
自分が思っているより、上司の評価が低い人は
基礎レベルに何らかの課題がある人
のように思えます。
だからこそ、22歳の新入社員はこれからの人生での
「仕事」は始まったばかりなので、
しんどいかもしれませんが、
無理ができ、一番吸収できる20代で身につけてほしいと思います。
すると人生の中で一番時間を費やす仕事人生が楽しくなります。
敢えて最後に書きますが、上の事をマスターしたというのは
出来るようになったではなく、自分は出来て人にもそれを教えられることで
マスターしたことになるのは一番肝心な点です。
出来ているのですが、人にはそれを教えず、周囲からはそれが出来ていると
捉えられない人は世の中にはごまんといます。
頑張ってほしい。