今日は当社が所属している異業種交流会の昼食例会の日。
今日は弊社にて行われました。
時間の無い経営者同士、昼食の間を利用して食事をしながら経営課題について考える場。
今日の議題は当社のお得意さんでもあるK社の事業継承についてでした。
手前味噌ですが、弊社の事業継承は他社からするとうまくいったほうだと思います。
これは全て前社長の計画の賜物で、僕がどうこうではないのですが、
経営者の仕事の半分は後継者を育てることという人も居るくらい、
凄く重要で難しい問題だと思います。
継承する方も継承される方もその立場から根深い問題があります。
継承する方の覚悟は?計画は?
継承される方の資質は?器は?
なんて色々な問題があります。
創業者は後継者の事を甘く見る人も居ますが、
僕はどちらの立場も経験した立場からすると、どちらも違った難しさがあります。
そういった側面をそこに働く人も一緒になって考えるべきでもあると思います。
その後継者より先に入社された人が後継者の事を悪く言うなんて話、
世の中にはごまんとあります。
しかし、その悪口を言っている人が社長にならない以上は
誰か後継者をたてないと会社は存続しない訳で、そこに働く人にとっても他人事ではないはず。
会社が一丸となってその問題に取り組むべきですが、全てのの起点は継承をする今の社長。
その社長が誰を後継者や管理職にするか、そしてどう管理職、後継者を育てるかを
その対象者の性格やスタンスにあわせ、綿密に計画せねばなりません。
僕自身も継承された立場ですが、
それでもこうしたら良かったってことは何十年後かの為にメモっています。
体が健康である限り、後15年後くらいには考え始めねばなりません。
逆に15年前と言うと20歳。
20歳からは一気に時間が過ぎていったので、50歳までも早いんでしょうね(^^;
その時にしっかりと取り組みたいと思います。
今いる社員も『弊社では他人事ではない』をしっかりと覚えておいてください。
だって、不謹慎な表現かも分かりませんが、
僕がコロッと逝ったら後継者問題は一気に前倒しになりますよ(^^
社員の皆も存じ上げているT精密の部長も継承者が居らず、社長に就任されるみたいですよ。
ところで1月は社員の研修指導と出ずっぱりでまともに仕事が出来ませんでした。
僕個人としては今月は数字が悪いでしょう。
しかし、既存の社員にその影響を今までと比較しても極力少なくできたのは仕組みかも含め、結果が出せたと思います。
僕も数字が悪くて、既存社員に影響をきたして、彼らも数字が悪くなれば本末転倒。
悪くなる部分をこちらに集中させました。
皆、こっちの数字は今月は当てにはならないので数字・納期・品質の3大要素を頑張ってください。
さぁ、追い込みの時期です!