今日は色々とあった一日でした。


対象者には直接話したので、ここでは書きませんが、

その中で書いても支障が無く、対象者以外の社員にも

考えをしっかりと伝えておきたいことを整理しながら書いてみます。


問題が起きがちな部分の改善についての話でした。


考えられる問題点は数点ありまして、

その中の改善を次回の勉強会で修正をしようと提案をしたのですが、


「結果を出すことが難しいのでは?」


と社員から話がありました。


僕が設定したこの問題点の着地点が「完全に」という表現だったので

その社員も現実的に考えた結果、そのような話になったのだと思います。


実際には手法についてはその社員が提案してきた方法とは殆ど同じだったので

方法は一緒でもゴールに『完璧』を求めた表現を使った結果、

そのような話をしてきたのだと思います。


話してきた社員のメンタルも少し荒れていたこともありますが、

確かに根絶することには難しい問題ではあるので言っていることは理解できました。



しかし、ここからがその他の社員にも全員理解しておいてほしいのですが、

(対象の社員とは今晩話したので)


問題の根絶は出来るかどうかが判断基準ではなく、


根絶する必要があるか否か


です。


全ての問題は『根絶』だけがゴール地点です。


ちょっとマシになれば・・・みたいな設定では何も変わらない。



だからこそ、問題点に限らず、行動には全てゴールの設定が必要です。


ゴールとはすなわち目的です。


何の為にそれをするのか?


マシになるためにするのではなく、問題を根絶する為にする。


何年掛かろうが、どんな手を使おうが、お金を頂いているお客様には

問題は邪魔なものでしかない。



色々な話が社内ではありますが、お金を頂いているお客様が

真横に居ると思って話すと内容を選ぶと思います。


また、問題を根絶する為に提案した今回の案がおかしければ、

「おかしい」と言うのとセットで代案が必要だとも話しました。


代案が無い駄目出しは、僕も若い頃無かった訳ではありません。


しかし、代案が無い駄目出しはただの「批判」になってしまう。


代案とセットで話すとそれは「建設的」になります。



色々と書きましたが、今回伝えたかったのは2つ。


①出来るか出来ないかではなく、する必要があるかどうか?


②反対意見は代案とセットで話すと建設的になる



この2点は他の社員もしっかりと肝に命じておいてください。


肝に銘じるとは他人にも多少の引用はあっても自分の言葉で

このことを話せるくらいまでの意識と理解をもってください。


仕事のレベルを上げていく上で非常に重要な部分です。