日々、新入社員を指導担当社員が研修を行っています。


その中で最近よく指導担当社員に話すことがあります。


それは『教える』と『育てる』ことの違い。


まず辞書で引いてみる。


教える→

知識・学問・技能などを相手に身につけさせるよう導く。教育する。教授する。


育てる→

手間をかけて養い成長させる。養育する。能力などが伸びるように教え導く。手を掛けてやったり、教え鍛えたりして、一人前として通用するまでにする。


以上のようにあります。



僕の師匠は『育て上手』のビジネスマンでした。


その方を見本に生きているつもりですが、その方を見ていると『育て上手』は以下のように思います。

確かに『教える』の内容もありますが、『育てる』の内容がより良い。


育てるには本当に我慢と忍耐の連続。


指導をしていると、「なんでやねん!」「違うやろ!」言いたくなる場面がたくさんありますが、それを全て言っているようでは育ちません。


僕はある本の受け売りで指導する側に言っているのですが、褒める量と注意する量を合わせるように言っています。


どちらが多くても、駄目です。


すると、普通ならどうしても注意する箇所(=悪いところ)ばかり目に付くのが、良いところも探さねばならなくなります。


また、『育て上手』は得てして褒め上手でもあります。


褒めることが下手な人は『育てる』ことに何か行き詰ってしまうことを昔上司から教わりました。


僕自身も褒めることは上手くはないので意識するようにしています。



また、『育て上手』は気持ちの良い話し方をしているように思います。


笑う時には笑い、しっかりと喜怒哀楽を表す。


物事を斜めから見ずに、真っ向からぶつかる。


そういう人にリーダーシップを感じます。



指導を任せている立場からすると、理想の指導は・・・


①研修を受けている社員が明るく仕事をしている。


②積極的に研修プログラムをこなしている。



突き詰めるとこの2点をクリアしている研修は放っておけるほど、安心できると思います。


逆に書いてみると・・・


①研修を受けている社員が暗くなっている。


②研修プログラムに対して消極的。


このどちらかの状況になると、上司は気になってくる。


確かにこの2つをクリアした研修を行うのは現代では苦労は多い。


だからこそ、指導する社員は『教える』のではなく、『育てる』という視点で指導をし、この2つをクリアした研修を行えるようになる為に勉強も必要になる。


書籍などを読んで、メンタル面の管理も勉強したり、指導スキルを上げる必要です。


しかし、自分が教わった時も少なからず、指導をしてくれた者は影でそういった努力をしてきたということです。


その勉強が後に必ず生きてきます。



当然ですが、指導を受けている社員は指導をしてくれている社員の苦労や会社はその間は投資になっていることを忘れずに!!