AM 訓練生の研修
13時~16時 訓練生にしてもらっていた仕事の手伝い
16時~22時 現場作業
22時~24時 デスクワーク
物事の本質については何度か書いているが、本質を見て動く人が凄い勢いで減っているように思います。
居る環境によって違うのかもしれませんが、色々なところで聞くように思います。
本質を見る習慣を持っている人とそうでない人は数値で表せないほどの違いがあります。
仕事上で本質を見ずに動いたことを指摘する時は「本質を見ろ」と難しく言わずに目的を考えるように言います。
何故それをしているのか?
何故、それを言われたのか?
コミュニケーション上の本質だけでも数多くの本質があります。
増してや、大人になればなるほど周囲は皆まで言ってくれません。
ゴールを見たのか?
逆ならどう?
皆まで言おうか?
考えたのか?
ベストを尽くしたのか?
色々と手法を変えて、本質に出来るだけ近いところまで誘導します。
何度も何度でも。
一方、仕事以外ではそんなにコミュニケーション上の問題を感じないという人がいます。
当然、友人とは長年の付き合いもあって、理解もしてくれるし、そもそも伝えきれなくてもそんなに問題になることは少ない。
本質をぶつけ合ってのコミュニケーションはそんなに無いからです。
社内でも今まで5人には言ったとは思いますが、「そんなコミュニケーションで一番理解してくれるのはあいつだ」的なことは本人が思っている以上に少ないと思います。
本質を伝えあったうえで、その中でも悪いことは悪い!と指摘してくれるくらいまでの人ならそうだと思います。
そこまで言ってくれる人は当然ながらそんなにいるものではありません。
基本的に理解するのは「前向きな」要素の事であって、当然ながら「悪い部分を理解しています」って聞いたことがありません。
例えば、「あいつは口は悪いが、根は良い奴だ」的な理解もよくあります。
手前味噌ですが、理解だけなら「現在」の当社の社員に対して、友人・親御さん・ご家族同等に理解しているつもりです。
ただ、本人が思っている自分自身ではなく、上司として見えるその人を理解しています。
そんな友人でもある経営者仲間と電話で話すことが多々あります。
今晩も月末に行く予定のゴルフのことで話しました。
こういった仲間との話は気持ちをリフレッシュしてくれます。
こういった近い目線で話せる経営者なり管理職を育て、苦楽を共に出来れば、自分自身、良い人生だと思えます。
かなり、高い夢ですが、そういう人材の育成・採用を目指していきたいと思います。
育成と言えば、行政から預かっている訓練生も当社に来て1週間が経ちました。
長所も短所もある程度見えてきて、それに応じたプログラムでやっています。
良い意味でですが、来ている二人は両極端で、最初に目論んでいた二人を一度に教えるという計画は初日で消えました(^^
ただ、どちらにしても1カ月という短期決戦なので、1か月で社員相当くらいの実績を挙げてやる!と腹に決めるくらいの必死さがあれば尚良しだと思います。
凄く頑張っているので、余計に勿体ないように思えます。
機械を覚える工夫は何をしているのだろう?
当然、「覚えられるようになる」工夫はしているだろう。
しかし、「明日までに絶対に覚える」工夫はやっているのだろうか?
前者と後者は違います。
上司が居なくて、自分で全て決めなければならないポジションの人はジャッジをしてもらえません。
だからこそ、ベストを常に尽くすしかないのです。
そういう気持ちですれば、自ずと結果は変わってきます。
既に1週間、残り3週間です。
訓練生からは「良い会社ですね」と言ってもらいました。
当然、見た会社の数はそんなに多くは無い中で言っているのでしょう。
しかし、好意的に見て、研修をしてくれるのは率直に嬉しいです。
そんな彼らに言いましたが、何かの縁で出会ったのだから、当社を母校と思ってもらって、どこで働いても来てもらえるようにありたいと思います。
だからこそ、ベストを尽くしてほしいなと思います。
もう既に理解してもらっているとは思いますが、その分僕も君たちの数倍頑張ります。