世の中、色々な仕事がありますが、その職種によって必要なスキル、特性がありますよね。
僕らの仕事は粘り強さ・探究心などが技術者の必要なスキル・特性だと思います。
その中で仕事とは当然結果が求められる。
しかし、結果にこだわるとプロセスがおろそかになってしまうのも自分のサラリーマン人生で学んできたつもりです。
だから、僕はプロセスと結果のバランスがとれたところを求めます。
こう書くと難しく見えるかもしれませんが、ベストを尽くした結果の失敗はOK!ということです。
(結果も求められる人材に育ってほしいと願うのは当然ですが)
どちらにしてもベストを尽くすとは最終的には上司にも相談しているだろうし、僕らが指示したことで失敗したならば、そんなに言えません(^^;
今日もそういう話があり、まず最初に訊いたのは「ベストを尽くしたのか?」
頑張ったけど、ベストと訊かれると・・・という感じだったので、色々と話しました。
僕らの仕事は探究心を無くしてしまったら、お終いだ!ということ。
失敗や壁こそ勉強機会じゃないか!ということ。
決して、探究心が無い社員ではない。
よく技術面でも訊いてくる、どちらかと言えば技術的に熱心な社員だ。
ただ、そのプラスアルファを求められる中堅でもあるので、急ぎの仕事で時間が無いのなら、後でぶつかっていることについて技術検証をするなど方法はあるじゃないか!と話しました。
こういったことは頭ごなしに「必要だからやれ!」と言うだけではダメだと思っています。
根気強く、「なぜしなければならないのか」という部分をしっかりと頭に叩き込んでほしいからです。
このご時世で平日に休んでいる企業も多い中、仕事出来ているのは何故だろう?
探究心など前向きな姿勢が少なからず、お客様から評価頂いているのだと思います。
「姿勢はいまいちだけど、仕事は欲しい」
そんな都合の良いことはありません。
小ロット多品種、色々難しい点がある小径品の加工などなど、他社が嫌がることをスッとするから仕事を頂けるのです。
もっと言えば、スタッフのやる気がお客様の仕事を呼びよせるのです。
とすれば、今出来ている仕事も更に時短・外観向上など努めなければなりません。
OKの仕事も向上させていく必要性があるのに、壁にぶつかっている仕事、課題の残った仕事はどうだろう?
最適な勉強課題としか思えない。
また、自分の姿勢が後進に移っていきます。
自分1人で仕事を抱え、壁は他に情報が伝わらない。
そういうスタンスの人も居たが、その時は不満は無かったろうか?
何故、追及しない?
何故、皆に訊かない?
そう思わなかっただろうか?
他人に対して思ったことを自分もする必要性があります。
結果の出なかった仕事を皆で共有し、技術向上を目指す。
更には僕が居なくてもドンドン技術の研究が行われるようになってほしい。
いつまでも技術のNo1が僕では困ります(^^;
明日はその為に勉強会を行います。
早朝に社外で適度な緊張感を持ちながら出来る環境を探しながら、やりたいと思っています。
最後になりますが、僕は仕事でも遊びでも・・・
ベストを尽くせたか?
はい、尽くしました!
そう言える仕事、人生を送っていきたいと思います。