本日流れていたニュースで日銀総裁の講演で共感を感じるものがあった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090424-00000773-reu-bus_all
(多分、PCでしか見られないと思います)
現在の金融不安に於いて「偽りの夜明け」を本当の回復と見誤らないよう注意する必要性を説いている。
そして、こうも言われている。
「・・・人間の常として、物事がいくぶん改善すると楽観的な見方になりがちだ」
本当にそうだと思います。
色々な人と話していても、希望的観測がかなり多いように思えるし、少し良くなったら、その方向に考えたくなるもの。
希望的観測を言わないとやってられないよって声も聞こえてきそうだが、冷静に考えても希望的観測を言って何も良くはならない。
弊社の社員、特に現場スタッフは危機感を持っていると思います。
僕が口酸っぱくビビらせているからかもしれませんが、楽観視している社員は1人も居ないと思います。
だからこそ、製造業にありがちな週休3日になったりせずにいられています。
しかも、これは景気が良くなってきても継続が必要です。
適度な危機感はいつも持つべきです。
しかも自ら持つべきものです。
それを持たない社員がいると、いちいちそれを言わなくてはならない。
そういうことは負のエネルギーも持つので、誰も言わなくても危機感を持って仕事をすることが重要だと思います。
そんなに皆が頑張っている会社にそうそう本当の危機はやってきません。
本日伺った、協力会社はこの温度差がかなりあるように感じました。
現場の方は元気よく挨拶されていましたが、事務所いた方からはその温度を感じることは出来ませんでした。
『他人の振り見て我が振り直せ』です。
大企業も数百億から数千億の大赤字の決算が続いています。
単月で見ても目が飛び出るくらいの赤字が毎月膨らんでいっているのでしょう。
大企業は原則論として株主のものですが、中小企業はオーナーの資産も体力の一つ。
中小企業の経営者としては、『そんな数千億の赤字でよくも潰れないなぁ』と感じます。
家計で言えば、20万円の給料を得ている人が50万毎月出費していくようなものです。
自社に対しても、もう一度客観的に見て、イメージの悪い要素は全く無いかチェックしてみようと思います。
社員の皆ももう一度見直してほしいと思います。
明日はコンペ!・・・ですが、かなりの荒れ模様との天気予報。
しかも4時起きです。
しかし、一応先程まで練習。
これも仕事の内!
頑張ります!