取締役だけに限らず、長とつく管理職ならば、部下の適性は常にみているもの。




「彼のこういうところを仕事に活かすにはこのことをさせてみよう」だとか




「彼にこういう振りを振ってみよう」だとか




「最近は成長が止まっているから、少し揺さぶってみよう」などなど。




常に考えているもの。





それはルーティンワークは当然ながら、ルーティンワーク以外もそれらは見られている。




僕が社員と接する時は何かあると伝えている。




逆に何か接点がある時は何かの課題をもって接する。

(今年入社の社員もよく知っておいてください)



雑談の時も。



トイレで入れ違った時も。



休憩中で爆笑している時も。



会議中も。



駐車場で車を出す時も。




何かを買ってきてくれと頼む時も。





ぜ~~んぶだ。






手前味噌でも頑張ってくれている社員は入社時には微塵も感じなかった前向きな意識を感じる。



常に何かしらの刺激を与えるように心掛けてきたことも少なからずあるように思っている。





今日も2名の社員がそれぞれ違う場面での発言に真っ向から否定する意見を返した。



一人は成長する目標地点を聞いている社員。



マネジメントを必要とするポジションを目標としている。



彼には器を広げることを課題とするように伝えている。



今日、適性テストのつもりで強めに指摘する為に真っ向から指摘して、どう出るかを見ていたが、表情に出ていた(^_^;)



当社の社員は皆良い意味でも悪い意味でも分かりやすい。




しかし、マネジメントを必要とするポジションはその職に就いている人からは「何を当然のことを!」と笑われるが、納得のいかないケースや自分を抑えるケースは色々ある。




僕だって納得いかないことなんて毎日数えきれないほどたくさんある。




これやってもらったのに、ついでにここまで出来ていたら完璧なのになぁ・・・。や




そんなに声を小さくして・・・。元気よく作業して、社内の活気をつけるのは君だろう。や




もうこの歳なら、ここまではやっていないとあかんやろう・・・。だとか。







僕は課題などを意識してもらう意味で先輩・後輩の意見が仮に対立して、どちらの意見の方が正しいかと是非を問われたら、イーブンならば後輩の方を立てるだろう。



イーブンならば、上司が部下に譲ることはたくさんあるからだ。



定義付けするならば、表情変えて良いのは会社の為を思ってしたことが裏目に出たときくらいだ。




自分のことで納得いかないからって表情を変えていたら、器の底が見えてしまう。




そういう意味で書けば、本人が変わるまで一緒に並走してあげることが理想だ。





もう一人もそうだ。



少し勘違いした意見を言っていたので、厳しく注意した。







比較的距離が近い社員2名だったが、この距離感も非常に重要だ。




とにもかくにも、俺のテストにだまされている場合でしょう。









僕のテストに引っ掛かっている場合ではない。