弊社のスタッフはお客様から挨拶など技術面以外でも褒めていただくことが多い。



それは誇りであり、会社の財産だと思います。




製造業に入って、色々な工場を見学して、スタッフの教育の行き届いている会社、教育されているのか?と疑問に感じる会社の格差が大きい事を最初に感じた。




後者の社員はお客様が来ても、機械に向かって、お客様を見もしない。




確かに機械を動かしてくれさえすれば、売上げは上がるだろう。




でも、22歳の当時でもそれに疑問を感じたし、それでは会社の成長に限界があるだろうと思った。




そこで着手したのが当然のこともマニュアルなり、ルール化して、まずは納得しなくても、『そんなこといいやん』tって思われても、『してもらう』ってことから始まった。




その中で時間が過ぎ、確かに社風になってきた部分があった。




お客様への対応や仕事への向上心、そういうものが風土となってきた。




また、当然ながら、そういう当然のことに馴染めない者は去っていく結果となった。






前置きが長くなったが、今日ある出来事があった。



現場事務所に僕とアシスタント社員の2人で居た時に先に帰るパート社員が・・・





「お疲れ様でした~」と帰っていった時に僕もそのアシスタント社員も




「お疲れさんでした!」と声を出した。




現場事務所はガラス張りで外は見えるが、閉め切っているので、声は届きにくい。




それでアシスタント社員は・・・




「聞こえましたかね?」




と質問をしてきたので・・・




「聞こえる事がベストだけど、聞こえていようと聞こえていまいと、こちらに挨拶の声が届いたんだから、挨拶するのは当たり前だし、それは雰囲気で伝わるものだよ」



と話した。




当社は前述の通り、製造業。



製造は機械でしているので、現場では物音が大きいので、なかなか声は通りにくい。




通りにくいので、こちらには声が届いているのに、挨拶を返さないというシーンをよく目にする。




ほとんどの人やケースでそうなのではないかな?




でも、そういう時でも挨拶するのは当然だし、斜めから物事を見るようだが、横に居る人にも印象が良い。




僕がサラリーマン時代は挨拶についてもっと言われ、以前にも書いたが、「おはよっす!」なども注意されたし、声が小さいなどは論外だった。




尊敬できる先輩や上司は当然ながら、挨拶もしっかりしてくれた。



そういう風土の会社で、また自分もその風土を後輩に伝えた。




仕事できても、そういうところが出来ていない人は助けてもらえる人も同じような価値観の人だけになり、成長にも限界がある。




そうやってステップアップしても、行き詰った人は結構な人数を見てきた。



お礼が言えない人、挨拶を言えない人、普段から熱意がない人などなど。




そういう人には人はついてこないし、説得力も無い。




当社の社員にはそうはなって欲しくない。




お客様にも社内にも元気なイメージのあり、個性があっても根本的な部分は常識人であってほしい。




その質問から、そう感じました。




まさか、「今の挨拶しろや」とは注意できないので、ここで問題提起しておきます。









聞こえない距離でも、自分に届いた挨拶には挨拶を返し、そんな距離なら尚更聞こえるように大きな声で。







文字にしたら、極々当然の話だと実感できますね。



自宅でも近所の人と毎朝挨拶していたら、家族の友人のご主人だった!なんてこともあります。




プライベートも仕事も社内もお客様も関係ない。



気持ちの良い挨拶で過ごしたいですね。






今日は面接2件。




昨日、会議で議題になったが、帰宅時間のタイムリミットが再決定したので、皆がここ最近よりは早く帰っていった。



是非とも定着してほしいな。



何より、皆のメンタル・フィジカル面の健康の為に。