最近のニュースで大きな矛盾を見た気がしました。
まずこのニュース。
http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200808170009a.nwc
(PCでないと見られないかも?)
日常の悩みを感じている人が7割に上るという記事。
当然ながら、何らかの不安はかかえているものと読み進めると、老後の生活設計に不安が57.7%とある。
それに対してこのニュース。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080902-00000102-jij-pol
「仕事を優先する」を望むというのが2%という記事。
将来に不安がある人が70%で仕事を優先したい人が2%。
極論ですが、将来に不安があるが、生活を優先させたい人が2%と無回答以外の過半数ということになるかも?
おまけにこのニュース。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080902-00000031-zdn_mkt-bus_all
結構、良い数字もあるが、厳しく指導を受けたい若手が20%だという数字。
そもそも生活と仕事を比較する話は昔からありますが、比較する事は僕個人としてはナンセンスだと思っています。
仕事で結果を残しながら、プライベートも大事にしている人は確かにいるし、仕事対プライベートの割合が何割になれば、プライベートを大事にしているかの感覚は人によっても違います。
仕事対プライベートが9対1でもプライベートを大事にしていると感じて、日々を過ごしている人も居るかもしれない。
この比較にあまり意味を感じないのがあくまで個人的ですが僕の感想です。
それより、目の前の事に一生懸命になり、仕事をしているときは仕事に没頭し、遊ぶ時は遊ぶ、ゆっくりしたい時は思いっきり何も考えずに暮らす、このメリハリが大事なように思えます。
強引なこじ付けかもしれませんが、今日はある社員にプライドを持ち、自分の能力に諦める事無く、仕事をするように渇を入れました。
本人の能力の無限性は上から見ている僕の方が本人よりも理解しているような気がします。他の社員に関しても同じです。
多少、皆より経験値がある目線で見れば、まだまだ皆の能力の20%も使っていないくて、意識次第でまだまだ伸びる要素を全員が持っている。
ただ、項目によれば「俺はこのくらいやろ」や「まぁ出来なくても仕方ない」と諦めている、若しくは諦めている自覚も無しに本能的に諦めていることを感じる事も時折あります。
がむしゃらに頑張って、その経験談を後進に伝える。
その経験談ほど、リアリティがあり、言葉の力を後輩が感じることは他にはありません。
だからこそ、若い時期にがむしゃらに頑張る必要性がある。
そう思います。
色々な価値観があり、そういう価値観の集合体が会社だけでなく、色々な組織の常だとは思いますが、その中でも会社は殆どの人が一日の中でも一番時間を過ごす場所。
その中でより存在感を発揮し、生き生きと皆に頼りにされながら、仕事をしていくには皆からの厚い信頼が永遠の課題だと思います。
その信頼感を勝ち取る為には自分の性格や仕事のスタンスでは何を武器に出来るか?
持ちやすく使いやすい、自分なりの武器で勝負をすればいいと思います。
当社の社員はネガティブなことを言わない風土になってきています。
今後もより一層その風土作りに協力してください。
僕自身も自分の可能性にストップを掛けることなく、頑張る為に今日の内容を書いてみました。