去年を象徴する漢字として『偽』という字が選ばれたが、まだまだ今年も『偽』は続いている。



肉の業者の件、うなぎの業者の件などの食品偽装など、まだまだ続くと予想する方が妥当ではないかというくらい止まらない。



そして、『偽』からは逸れるかもしれないけど、中央官庁の職員はタクシーから金品を受け取って処分を受ける人数1402人。



その中でグッドウィルが廃業をする。




社員数、実に4000人!派遣数は7000人!




この一万人強の人達が職を無くす。



数人の社員の不正が最後に繋がる結果となったが、それまでも色々と問題が発覚していたので、会社としての体質に問題があったのだろう。



経営者、社員に関係なく、日々日頃の判断・決断・行動の重要さを再認識した出来事だった。



まさか、上場企業に勤めている人は問題が発覚していなかった頃は廃業なんて考えもしなかったと思う。



やはり、危機感も適度に必要だ。



そればかりでは、仕事は面白くないので、まずは前向きなことが最初に来るが、どこかで危機感をもった社員が問題を是正し、舵取りに影響を与えていくのだろう。



それを経営陣だけでやっていく企業はそれらは身にならず、いずれ退化していく。



会社全体の『改善体質』が問われる。



僕自身、入社して間もない頃から社員には『改善』を習慣化するように伝える。



どんな些細な事でも改善をしていける社員。



製造業は特に必要かもしれない。



だからこそ、先日もある社員にパート社員からの不満までもいかない意見を聞いて、改善を行動に移すことをしなかったことに苦言を呈した。



こういうことは注意はあまり出来ない。



注意して、それを義務感でしたところで良い改善にはならないからだ。



本当に会社や自分の為に改善を自分がしなければ誰がするんだというくらいの使命感で行わないと良い改善にはならず、また問題は再発か形を変えて発生する。




見返りは求めないくらいの使命感が必要だ。



見返りは会社がそれによって少しでも前進し、少しでも穴が埋まること。



社員の皆がそういう気持ちを持ち、日々日頃の業務に携わると、より一層自分の仕事にプライドが持て、自分の生活が安定する良い体質の企業に近づくんじゃないかなと感じました。




話は変わり、今日一日、今週末に予定していた東京の機械要素展を見に行く件について、行くべきか迷っていたが、来週の内部監査の準備もあるし、止めることにした。



大阪での機械要素展に期待!!